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あっ、みつかっちゃった。これからもよろしくm(__)m

HANOI ROCKS LIVE IN OSAKA
前置きです。。

マイケル・モンローのライブを最後に見たのは14年前のDemolition23.の時以来。マイケルも御年42歳。以前ほどパワフルなステージングを見せてくれるのだろうかと思いつつ、ライブ開演の時を待った。 しかし、考えてみれば、マイケルのソロの曲はよく知っているけれど、ハノイのアルバムってベスト盤と今年出た新譜くらいしかもっていない私…。こんなんでまともなレポートが書けるのだろうか…。。


HANOI ROCKS LIVE IN OSAKA

HANOI ROCKS @ なんばHatch 2005/05/14 Sat

2005年5月14日。HANOIのライブが行われる会場、なんばHatchにいち早くついた私は、マーチャンダイズ購入の列に並び、Tシャツ(HANOI ROCKSロゴ入り、Sサイズ)と、プログラムを購入。早速着て来たウィスキーアゴーゴーのTシャツと着替えてライブに臨むことに。。

自分の整理No.が呼ばれ、会場に入ると、もうすでにたくさんの人が会場を埋め尽くしていた。さすがソールドアウトになっただけのことはある。舞台に向かって左側(前回SONATAより少し後の位置)をキープ。男女比は前の方はマイケル目当ての女子の姿が目立つ。背のあまり高くない私には見えやすそうでよかった、とホッとする。ステージ上ではクルーがマイクスタンドに真っ赤なひらひらの花飾りを付けている様子。。

午後18:00過ぎ、北欧独特の哀愁の漂う荘厳なムードのSEが流れ、メンバー登場!! やはり、最後にステージに姿を現したのは、我らがマイケル・モンロー!!

「きょっ、キョワイ…」10何年かぶりに生で見るマイケルはドギツイ化粧のせいもあり、すごく恐く見えた。仰天する私を置いてけぼりに、バンドはニューアルバムの曲、「Back In Yer Face」の演奏を始める。歌い出したマイケル。動きを見ていると年齢による衰えを全く感じさせない。声もよく出ている。 やっぱりすごいよマイケルは。

2曲目は、「High School」。HANOI初期の代表曲で私もこれは知っていた。サビの「H〜igh Schoo〜l !!」ではみんな大合唱になる。もちろん私も、「ハ〜イスク〜ル!」とやっていた。 次は「Better High」、これは今のアルバムの曲。とても覚えやすい曲だったのでなんとか覚えててよかった〜。マイケルはステージを右に左にと動き回っている。マイクスタンドを掲げたり、コード付きマイクをグルグル右手で回して左手でキャッチしたり。マイクアクションのヴァリエーションでは彼の右に出る人はいないんじゃないかと思う。

ここからほとんど曲名がわからず。。。でも、予習不足の私でもノリノリの曲が多いHANOIだから楽しめる。
7曲目?あたりでマイケル、得意のサックスを吹き出した。赤いペイントのサックスなんてマイケルにピッタリ。余談だけれど、NEGATIVEヨンネのイメージカラーはピンク。マイケルのイメージカラーはやっぱりレッドなんだよね。赤いサックスに赤いジャケット、サックスを吹くマイケルは文句無しのカッコよさ。 9曲目「Etarnal Optimist」はNEWアルバムの曲で、この曲もなんとかサビを覚えてて助かった〜。

今回のマイケルとアンディ以外のメンバーは、1990年にELECTRIC BOYSとして日本デビューもしていたコニー・ブルーム(G)とアンディ"A.C."クリステル(B)。そして前回に引き続きのドラムスはラク
このまとまりはなかなかよく、ステージ向かって右でマイケルとアンディが1本のマイクを分け合えば、左ではコニーとA.C.が1本のマイクでコーラスを歌う。マイケルとアンディほどじゃないけれど、コニーとA.C.もキャラが立ってるので丁度いい感じでバランスがとれていると思った。背後で人の良さそうな笑顔を浮かべながら激しいビートを刻むラクはみんなの間を上手く繋いでいる感じだ。
と、そんなことを考えていたら、後からドーッとおっさんが押してきて「何ごと?!」と思ったら、遂に始まったのは「Maribu Beech Nightmare」だ。この時のHatchは炎上するような勢いで凄かった。私の後ろから攻めてきたおっさんは、どんどん前に突進していく。キケンを感じて少し後ろにあとずさりしたら、あらあら少し右に流されて、よりマイケルのそばに行けてしまった。(ラッキー)

そういえば、マイケルのソロの時はこの曲って聴いたことなかった(気がする)。生で聞く「マリブ」は最高!!HANOI万歳って感じ。きっと事故死したドラマーのラズルも草葉の陰で喜んでいるだろう。。(涙) その後、コニーのギターソロ、アンディ・マッコィの歌(歌なのか?ほんとに)と続き、「Don't You Ever Leave Me」のイントロに。うっわ〜〜、この曲も生で聴くのは初めて

思えば私とマイケルの出逢いはこのPVを見たことだった〜。SKID ROW(すいません、いつも出てきて)のバズの好きなPVって紹介されて流れたのを見たときは、膝を抱えこちらを見据えるマイケルの表情としぐさがとても印象的で、なんともいえなかった。初めての出逢いから16年経って聴く「Don't You Ever Leave Me」は感慨もひとしお。マイケルの表情豊かなヴォーカルも素敵。 マイケル、ライブの初めは「うわ〜ッ、年とったなぁ。」と正直思ったけれど、時折みせる笑顔はやっぱり昔のまま、「モンちゃん」って言いたくなる愛くるしい彼だった。

その後もHANOI往年の名曲は何曲も演奏され、マイケルもブルースハープを吹いたり、タンバリンをたたいたり、サックスを吹いたり大忙し。私が知っている中ではステージで最もいろんな楽器を演奏するHR/HMヴォーカリストじゃないかな。(ギターだけは使わないみたい。)

マリブよりもすさまじく盛り上がった「Tragedy」に続いて、「Up Arround The Bent」が本編最後のナンバーだった。遂にマイケル、ステージ左手のアンプの上によじ登り、アンプの上に腰をかけそこから歌ってくれた。手拍子じゃなくブーツの踵で足拍子(!)を取っていたのもとってもマイケルっぽくてよかった。

アンコールは2度もあった。1度目のアンコールの最後は「Oriental Beat」。初期HANOIの曲で、大変盛り上がった。

2度目のアンコールは「炎のドライビン」から「Taxi Driver」に。ここでマイケルの大技が炸裂!!マイクスタンドを上下にゆさぶりながら大きく振り回したのだ!
モンちゃん、かわいい顔してるけど実は相当「怪力」なんじゃないか(笑)と思う。

この曲のさいごでも再びアンプの上に乗り、今度は立ち上がって観客をあおっていた、マイケル。以前ほど動きにスピードは伴わなくとも、パフォーマーとしての凄みは増していたと思う。何事もやり続ければ「本物」になるんだと身を持って体現する彼は稀有なエンターティナーだと思った。

2度目のアンコールを終え、新生HANOI ROCKSは爽やかな笑顔を残してステージを去って行った。。。


S E T L I S T♪

01. Back In Yer Face
02. High School
03. Better High
04. Talk To Da Hand
05. Bad News
06. You Make The Earth Move
07. A Day Late A Dollar Short
08. I Can't Get It
09. Eternal Optimist
10. Maribu Beach Nightmare
11. No Compromise
12. Obscured
13. Delirious
14. Tragedy
15. Up Around The Bend

ENCORE 1
16. Love
17. People Like Me
18. Oriental Beat

ENCORE 2
19. Motorvatin
20. Taxi Driver
21. Feel Alright


おまけ(蛇足ともいふ): 今回のマイケル、お着替えは6〜7回(多分)。ラメラメジャケット(赤色、紫色の2着)、つばの広い帽子(アリスの気違い帽子屋さんみたいな)、銀ラメタンクトップ、銀色タンクトップ、耳には赤い星型イアリング(ピアス?)、バックル(2種類?)ジーンズ(ブルージーンズ、レースの模様の切替あり)、ブーツ(黒)等などのいでたちだった。

2005年06月11日作成

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